ペンギン村 Tech Blog

技術をこよなく愛するエンジニア集団が在住するペンギン村から、世界へ役立つ(かもしれない)技術情報を発信する技術系ブログです。某アラレちゃんが済む村とは一切関係ありません。んちゃ!

自作アプリにキャラクターを登場させてみた

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はじめに

そだねー。カムイです。
平昌で日本代表が頑張っていた2/19、クラスメソッド株式会社で主催されたSwift勉強会『AKIBA.swift』にて登壇をして参りました。

classmethod.connpass.com

注) アニメ版権絵多用したため公開できる資料はありません。🙇‍♂️

話したことについて

日課メーターのver2.0.0でキャラクターを登場させたので、その機能紹介と合わせて外注でイラストや声を依頼した時のことについて発表してきました。

Q: Swift関係なく無い?
A: モルゲッソヨ

ではなくて、今回発表テーマが「フリートーーーク!」だったので、AKIBA.swiftにはAKIBA枠というアニメ好きな人のための枠もあるくらいだし、みんな2次元好きやろ?という思惑のもとで発表をさせて頂いた次第です。


主催者のお二方からも良いリアクション頂きましたb

内容

アジェンダは以下の通り
1. どこで頼めるの?
2. どのようにお願いするの?
3. いくらかかるの?
4. 何日くらいで出来るの?
5. ここに詰まったからおまいらも気をつけろ!
6. まとめ(登場させてみた結果www)

どこで頼めるの?

アウトソーシングサービスは色々ありますが、上げさせて頂いたのは以下の通りです。 f:id:kamui_project_tony:20180310095455p:plain

下の3つは声優さん専用のサービスです。
ボイスサンプルが用意されており、声を直接聴いて気になった人を選定できます。

僕は今回ランサーズと萌えボイスを利用しました。

www.lancers.jp
www.moe-v.net

どのようにお願いするの?

各サービスによって変わる点がありますが、主に2タイプあります。

コンペ方式

算と仕事内容を提出し公募。不特定多数のランサー(作れる人)の提案の中から、その中から気になったランサーをこちら側が選定出来るスタイル。

プロジェクト方式

ランサー・予算を先に決めて提出。ランサーが承諾してくれたら作業を開始するスタイル

プロジェクト方式が一般的なイメージかと思いますが、どんな人がいるのかわからない人にはコンペ方式がオススメ。 僕は依頼したいランサーが予め決まっていたので、プロジェクト方式のスタイルでやりました。

いくらかかるの?

ピンキリです。。

イラストで言えばデザイナーの知名度や熟練度, 依頼する枚数, 依頼する内容により差が出ます。
1枚XX円からという説明をして頂ける方もいますが、内容によりけりです。
もちろん仕事開始前に依頼内容を打ち合わせし、そこで前もって見積もって頂けます。

声では文字数*X円 + 声優さんの知名度に紐づくチップ みたいな計算方式になっているらしく、台本ベースになると結構な額になると思います。日課メーターでは一言ボイスを10パタンほどだったのでそこまででは無かったのですが、あまりに文字数が少ないとギャラも少額になるため、仕事を受け付けられないといったケースもあるようです。

何日くらいで出来るの?

これも依頼するボリュームによりけりなのですが、日課メーターを参考にまとめます。

イラスト: 日課メーターでは200x200サイズで上半身のみのデフォルメキャラクターデザインを5パタン依頼。キャラクターのイメージやポージングもデザイナーと打ち合わせしながら進めたため、割と時間がかかりました。最終的に納品頂けたのは1ヶ月ほどかかりました。

声: 一言ボイスを10パタンほどだったので、1週間ほどでご用意頂けました。ただ人気な方ですと仕事が立て込んでいるため、事前に遅れる旨を報告頂けたりします(これはデザイナーの方にも言えるのですが)。

ここに詰まったからおまいらも気をつけろ!

色々あったのですが、発表では2つお話をしました。

絵・声を並行で進めるとどちらかで「あれ?」が出たら調整が難しいゾ!

僕の場合、絵の仕様がざっくりで打ち合わせしながらだったせいもあるのですが、いざ形になったものを見て、それと声とを当て込んで見ると「あ、合わない…」てケースが出てしまいました。
デザイナーの方に調整をお願い事なきを得ましたが、最悪時間とお金をかけて解決しないといけなくなるところでした。

出来る事なら事前に仕様を固めて依頼を出す、またはどちらかを先に納品してから、それに合わせて依頼を修正するみたいなやり方が出来ると良いかもしれません。

キャラクターデザインはユーザー指向で!

僕が単にアニメ好きだったので実装したい機能、実装したかったキャラデザや声で進めた話だったのですが、主に日課メーターのユーザーって20〜30代のデキる女性が多いんですよ…ダイエットなど美容に努める女性の方々からご好評頂けております。

そのためこんな萌え萌えしてるものが果たしてウケるかというと微妙でした。
ユーザーのことを思えば、むしろイケメンにすれば良かったですね笑
幸いレビューで厳しいお言葉は頂けて降りませんが、例え表示をOFFにできる機能でも星1をつけられる可能性はあるので、キャラクターデザインは慎重に進めるべきだと思いました。

まとめ(登場させてみた結果www)

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さいごに

かなりマニアックな発表内容となってしまいましたが、良い評価も多く頂けたので良かったです。 もしキャラクターコンテンツを自作アプリに入れて見たいという方がいらっしゃれば、参考にしてみてはいかがでしょうか。

最後に、今回日課メーターの褒めキャラにご協力頂いた珠川まほろさん、寿松木明日花さん、本当にありがとうございました!

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